
板目
木目が山形や不規則な波形などの曲がった線として出ている板材。板目の板材は、丸太から製材する際に、丸太の年輪を切断した部分であるため、年輪の模様が山形や渦巻き模様にあらわれる。板目の板材はたくさん取れるので、柾目と比べ安価だが、収縮により反りがでてしまう欠点があるといわれる。
ウレタン塗装
塗料の主成分の合成樹脂にウレタン系のものを使用した塗料。気の表面に薄くて硬い樹脂の膜を作るので光沢があり、傷や汚れが付きにくく、熱や水にも強い。手入れも簡単に行える。厚く塗装されたものは表面がつるつるしていて、木ならではの質感があまり感じられなくなる。薄く自然に塗った仕上げを行えば、木肌の質感をわかる方法も存在する。
MDF
MDFはMedium Density Fiberboardの略で、中質繊維板ともいわれる。木材チップなどを繊維状にほぐし、接着剤となる合成樹脂を加え高温・高圧を加えて板状に成型したもの。同じ木材チップ材を原料とするパーティクルボードに比べて表面だけでなく木口部分も平滑。木材の様に高い加工性を持ち、耐久性が高く、木材特有の反りや乾燥割れなどの癖が少なく、非常に安価。
オイル塗装
「オイル仕上げ・オイルフィニッシュ」などとも呼ばれる。天然油をベースにしたオイルを木に染み込ませる塗装方法。濡れたようなしっとりした表情になる。表面に膜を作らないので木の呼吸を妨げず、木の表情や質感もそのまま活かされる。多少の水や汚れははじくが、ウレタン塗装と比べると液体が染み込み易く、コップなどを長時間置くとリング状のシミが付きやすいことがある。定期的にオイルを塗るなどのメンテナンスが必要だが、長く使い込めば味が出てくる。無垢の家具の仕上げに多く使われる。
鏡面仕上げ
面が鏡のように光沢がある仕上げ方法。収納家具やキッチンなどの扉などに使用されることが多い。鏡のように顔が映るほど光沢のある塗装で、ピアノ塗装とも呼ばれる。
クリア塗装
「クリアラッカー塗装」などとも呼ばれる。ウレタン塗装同様、木の表面に薄い膜を作り、つやを出すクリアラッカーによる塗装方法。ウレタン塗装に比べると塗膜が薄いため傷には弱いが、木の質感を生かすことができる。それでも日常生活で付く程度の傷や汚れは防ぐことは出来るので、木の質感と耐久性を程よく両立させることが出来る。ただし、長時間熱いものを放置すると白く跡が残るので注意が必要。
化粧板
合板などの表面に化粧紙を貼り付けたり、印刷、塗装等のさまざまな方法により化粧仕上げした板のこと。無垢材よりも安価で、ヒビや反りといった自然素材の欠点も少ない。
小口
木材などの切断面のこと。棚板や扉の周辺部など細い面を指す。
人造大理石
人工的に作られた大理石風の素材。主に合成樹脂に各種無機物を混ぜて加熱し、加工成型し大理石のようにした素材。柄のないタイプから、石目調、マーブル調といった見た目が大理石に近いものまで、色柄が豊富。キッチンのワークトップや、洗面化粧台のカウンター、浴槽などによく使われる。
ステー
縦に開く扉などを開いた際に水平に保つために本体と扉部をつないで金物。上方向にせり上げて開く上部の扉や、扉を下方向に倒してテーブルなどとして利用する場合などに使われる。
スライド蝶番
開き扉と家具本体とを繋ぐ蝶番で、スライド機能が付いているため扉の位置を前後左右に微調整することが出来る。
スライドレール
引き出しをスムーズに開閉するために付けられるレール上の金具。レール自体のすべりを利用した「スリ桟」方式と、小粒の金属製の玉を利用してよりスムーズな動作が可能な「ベアリング」方式がある。引き出しに収納する物によって、耐加重や引き出し可能な長さなどを考慮する必要がある。
耐震ラッチ
地震などの揺れがあった時、収納の扉などが開かないようにする小さな器具のこと。地震の揺れを関知すると、扉をロックして食器棚やタンスなど収納物が飛び出すのを防ぐ。食器棚などのように落下すると割れやすい物を収納する場所や、吊戸棚などのように物が落ちてケガをする危険性がある高い位置にある収納の扉に取り付けられることが多い。
台輪
戸棚やタンスなどの一番下の部分にあり、床に直に接する枠組の部分。床廻りの汚れが付いたり、掃除機などで家具本体を傷めるのを防いだり、最下部の扉や引出しの開閉を容易にするほか、床と下台との間に空間を作り、地板などの狂いを防ぐ役割も果たす。
ダボ
木材同士を繋ぎ合わせるために使用する木製の小さな棒状のもの。可動式の棚板を側面の板に固定する場合などにも良く使われる。「ダボ穴」はこのダボを差し込む穴のことを言う。
突き板
木の表面に薄くスライスした無垢材を貼った板。 見た目も仕上がりも無垢材のような感じで仕上がります。価格は木の種類によって手頃なものから非常に高価なものまで様々なものが存在。 表面に塗装を施して仕上げるため、無垢材のように適度な手入れを行えばその寿命は非常に長くなる。 また、無垢材のような反りやあばれが非常に少なく、また重量が軽くなるという点で無垢材より優れてた点も多い。
手掛り
扉や引き出しの開閉の為に、手がかかるように掘り込まれた部分。金物の取っ手をつける必要がないため、シンプルなデザインの家具にすることが出来る。
天板
キッチンやカウンター、テーブルなどの上面の部分を指す。乗せる物によって強度や耐熱性などを考慮して素材を決める必要がある。
引き戸
横にスライドさせて開閉させる戸のこと。障子や襖のように引き違いになっているものや、1枚の戸を片方に引く片引き戸、壁の中に引いた戸を収納してしまう引き込み戸などがある。開き戸のように開閉のためのスペースが必要なく、また、開けっ放しにしても邪魔にならないなどのメリットがある。一方で、開き戸に比べると気密性には劣る。
開き戸
ドアのように手前に引っ張ってあける戸のこと。引き戸のように戸袋が必要ないため、収納部への出し入れの開口スペースを大きくとることが出来る。一方で開閉のためのスペースが必要となるため、家具の周辺に充分な空間が必要。
フィラー
壁面収納などで天井や壁に隙間なくぴったりと家具を設置するために、家具と天井や壁の隙間を埋めたり詰めたりするためのもの。微妙な傾きや小さな凸凹のある面に家具を設置する際に間にフィラーとなる板材を入れることで調整をする。
F☆☆☆☆
「フォースター」と呼ばれ、JIS工場で生産されるJIS製品に表示することが義務づけられている、ホルムアルデヒド等級の最上位規格を示すマーク。F☆☆☆☆と表示されている木材や接着剤は、建築基準法によって使用量が制限されず、シックハウス等からの安全性が非常に高い。
Vレール
引き戸をスライドさせる為のレール一種で、レール全体を家具本体にV字型に彫りこんで取り付けるタイプのもの。
フラッシュ構造
角材や厚板等の心材で枠組みをつくり、その表と裏から合板等でサンドイッチのように挟んで貼り合わせた板材の構造。中が空洞となるので軽い。
ブルモーション
オーストリア、ブルム社のレール金物の機能の名前。引出しが閉まる時の音や衝撃を防止するため、閉まる直前でブレーキをかけ、その後ゆっくり閉まる。また、重さに関係なく、軽く押しても強く押してもスーッと入り、最後にピタリと閉まる。
ポストフォーム
メラミン化粧版を曲面加工したもの。キッチンやカウンター、デスクや洗面カウンターなどの天板に使われ、曲面加工をしてあるので従来の板だけの天板などとは違って、わらかいイメージになる。角が丸まっているため、端などがはがれにくく長期間の使用にも耐える。
ホタテ
タンスや棚などの縦方向の仕切り板・側板のことを言う。「方建て」「方立て」とも書く。
ポリ
ポリエステル樹脂の塗装が施されている化粧板。価格が安いため、コストを抑えたい場合や、家具の内部(棚板など)などによく利用される。 一方で、強度が低く傷がつきやすいので、強度が必要となるカウンターの天板など部分での使用には向いていない。 色や柄は白色の無地からカラフルなもの、木目、鏡面、石目など様々な種類があり、バリエーションが豊富。
幕板
幅広の板を横方向に使用したものこと。実際には家具と天井の間にできた隙間を埋めるために取り付ける板や、机に座ったときにちょうどヒザのあたりに脚に取り付けた板、鴨居の上に取り付けた板のことなどをいう。「スカート」と同じ意味を持つ。
柾目
年輪が直線にあらわれ、縞模様のようになる板材。柾目の板材は丸太を製材する際に、丸太の中心から半径の線に沿って木取りをするため、このような模様になる。柾目は、板目に比べて反りにくく、収縮に強いが、高樹齢の太い丸太でないと取りにくいので、高価である。
無垢
木のかたまりから製材して作り上げる家具。 化粧合板に比べ高額になるケースがほとんど。 各材料の中では一番長持ちし、きちんとした手入れをして、大事に使い込んでゆけば非常に味わい深い表情が生まれ、何十年と使い続けることさえ出来る。逆に充分な手入れが必要となる。 また一方で、無垢材は呼吸をするため、季節によって反りが出てくるため、収納するものによっては、扉が下がったり、引出しがきつくなったりということが生じる。
メラミン
表面にメラミン樹脂の塗装が施されている化粧板。 ポリエステル化粧合板同様、色や柄は白色の無地からカラフルなもの、木目、鏡面、石目など様々な種類があり、バリエーションが豊富。 ポリエステル化粧合板に比べて価格は高いものの、表面が硬質な仕上がりとなっているため傷がつきにくく、カウンターの天板や、扉の表面などによく使用される。水拭き等の掃除が容易な点もメリット。
ラッチ
ご要望とご予算に一番あった提案を選ぶのはもちろんですが、提案までのスピードやコメントから伝わってくる姿勢、会社詳細ページでの実績や担当者のメッセージから伝わってくるフィーリングなども大切にして選んでみると、よりあなたにぴったりな家具作りが出来ると思います。
ランバーコア
合板材の工法の種類の一つで、小幅の板を繋ぎ合わせて作った心材のこと。この表面に合板を張ったものをランバーコア合板という。ランバーコア合板は、狂いが生じにくく、ドア、間仕切り、家具の甲板などに用いられる。
ルーバー
幅の狭い板を何枚か縦に一定の間隔、角度で取り付けたもので「よろい戸」などとも呼ばれる。隙間があるため、光や視線、リモコンの通信などは行えるが、正面以外から見たときは内部が見えないため、目隠しになる。
ワックス塗装
蜜蝋などをベースにしたワックスを塗る仕上げ方法。オイル仕上げ同様、天然素材を使った仕上げだが、オイルのように完全には木に染み込まず、表面のろうが膜となって汚れや水をはじく。効果は長続きしないので定期的に塗りなおす必要があるが、メンテナンスはしやすい。